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ああせい、校正!

広告の海を泳ぐ校正士。 ことば紡ぎにエネルギーを燃やすも、”つまならない”の一言に沈没寸前。 もっとスマートに生きてみたい。シャープなボディがあれば、はばたけるはず。

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しょっぱなから1ヶ月過ぎてしまいました。先が思いやられます。
当初は、校正実務講座(校正士認定試験を得るために必要な通信講座)を語るのがいいのかなーと、受講生だったころは思っていました。通信教育って、めげるし。  

 校正の資格に興味があるなら、ふたつあるうちのどちらを目指すのがいいのかなぁ?ゴールから伝えた方が、目標が定まるのかも?などと思ってきました。まよった上での結論が出たのでアップします。
 決定的な違いは、所定講座修了で資格が得られるのは校正技能検定(初級)。校正士は校正実務講座修了で受験資格を得るのみ。試験に合格しなければ校正士にはなれないところ。 けっこうなやましいと思います。 おのおのの特徴を挙げてみます。校正技能検定の方は受講経験があるわけではないので、オフィシャルサイトを中心とした情報収集の上で書いています。あくまでもご参考ということで。
■校正技能検定  
1.所定講座の受講で資格取得可能(校正技能検定 初級)  
2.受講方法が多彩(通学・通信)  
3.中級と上級は試験会場での受験が必要  
4.試験回数は中級が年2回、上級は年1回(受験月が決まっている)  
5.講座修了直後に試験を合わせることも可能(中級)  
6.最短8ヶ月で資格(初級)取得可能  
校正技能検定(中級)は試験対策として、自宅でできる模擬試験、通学制の対策講座等、通学を中心に通信のメニューも豊富です。

■校正士  
1.所定講座受講(校正実務講座)で、校正士認定試験の受験資格が得られる  
2.原則通信教育のみ(修了後に1日講習会の案内もあり。任意受講)  
3.校正士認定試験は自宅で受験(回答期間約10日)  
4.試験回数は年6回(実際には年3回)。受験月を選びやすい。  
5.校正実務講座修了後4ヶ月後の受験。  
6.最短11ヶ月で資格取得可能
校正士の試験は、奇数月に出願・合否通知、偶数月に試験というスケジュールになっています。奇数月の出願〆切後に合否通知が届くので、合否を確認してから出願することを考えると、次の試験を受けるまで4ヶ月あくことになります。結果、受験回数は年3回になります。
【例】
1月:出願
2月:試験
3月:月末に合否通知発送
4月:初旬に合否通知受取→不合格の場合は次回再受験
5月:出願…

*校正技能検定と比べて、受験回数が3倍あり、リトライしやすいようにも思えます。実際には上記のスケジュールで受験可能回数は年間3回。出願〆切後の合否発表というスケジュール上、あまり変わらないといえます。といっても1回多いのは万が一を考えると安心ですね。  

 結論としては、予算的、受講期間的にも大体近い(とうのもファジーな感じがしますが…)ので、個人的には自分が続けやすい方がいいと思います。校正の領域は出版・印刷・広告等多岐にわたり、両資格ともに出版業界のルールに寄り添ったカリキュラムです。資格取得後に自分が目指したい業界によって、どちらが有利・不利があるかもしれません。出版業界を目指したいなら、出版業界にいる方に実際にお話を聞いてみるのが一番でしょう。  

 私が(一財)実務教育研究所が運営する校正士を目指した理由としては、  1.通信のみで完結するところ  2.試験に合格しなければ、資格が取得できないところ  3.通信教育に特化した機関だった の3点が主な理由です。受講のみ(といっても試験で一定の成績を取れないと修了にならないこととは思いますが)で資格が得られてしまうと、それ以上目指さなくなるかもしれないし。通信教育であまり挫折した経験がなかったこともあります。そもそも学校という場所が高校卒業以降は好きで、歳を追うごとに皆勤賞に近いくらい!ですんでスクーリングで取得したいとも相当思いました。  

 次回は、校正体験をテーマにアップする予定です。

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