忍者ブログ

ああせい、校正!

広告の海を泳ぐ校正士。 ことば紡ぎにエネルギーを燃やすも、”つまならない”の一言に沈没寸前。 もっとスマートに生きてみたい。シャープなボディがあれば、はばたけるはず。

HOME • Admin • Write • Comment
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

前回の予告では、教材が届いたときの印象等々を紹介しようと思っていました。

実際問題として、それよりも校正士になるためにいったいどれだけかかるのか?の方が気になるのではと思い直し、今回は校正士になるまでの試算をベースに紹介することとします。

 

1.校正実務講座

 校正士認定試験資格取得のための受講条件となっている講座です。ミニマムに考えるのであれば受講料と課題提出料になるわけですが、実際問題として、受講中の疑問点の解消には学科質問が欠かせないし、受験資格とは関係ありませんがトレーニング課題(2回)も提出しておいて損はなしという内容です。

 補助教材に関しては2種類ありますが、特に問題集は買うことを前提に予算取りをした方がいいのかな?という印象です。

 

2.校正士認定試験

 校正実務講座受講終了後3ヶ月の待機期間を経、その後直近に行われると考えておくと間違いないと思います。ちなみに校正士認定試験は隔月実施、年間6回あります。合否が出るまでの期間が提出後1ヶ月、不合格となった場合に最短で受験できるのが合否発表後3ヶ月後になります。といったわけで、1年間で受験できる回数は最大3回ということに。

ちなみに校正技能検定は年間2回(7月、12月)です。

 

3.校正技能錬成コース

 明確に校正士認定試験対策講座とはうたっていませんが、これ以外に試験対策をする講座が設置されていませんでした。校正士を目指すのであれば受講しておいて間違いはないと思います。すごくハイレベルです。受講生は校正士の資格取得をしたものの実務から遠ざかっている方等多岐にわたります。受講生の中に実際の業務よりも厳しいので、当講座で学んだことでおつりがくるとコメントされている方がいましたが、その通りだと思います。

 また、受講特典の校正士認定試験対策問題は安心材料としても大きいです。

 

4.そのほか

 校正実務講座を進めていく上で必要不可欠と思われるグッズから、あったらなお可と思われるアイテムをまとめました。こうしてまとめてみると、けっこうあるもんです。もっと厳密にいえば、筆記用具類(ボールペン、シャーペン、定規)といったところでしょうか。

次回はいよいよ本編(校正実務講座の内容)に入れるか?
何度も予告しては変更し・・・なので、今回は予告なしにします。

PR

目標の投稿ペースはもはやあってなきがごとしと化していますが、とある作家が新聞のインタビュー記事で、書いていないとダメになるといったことを発言。

ヘタでも書くことの重要性を再認識しました。

 
 で、本編です。

 きっかけは、自分の校正力のなさ。

端的に言えば、必要に駆られてといったところ。

自分に嫌気がさすことは、時としてポジティブなエネルギーに変換される。ということに気づいた。

 校正を本格的に習得していくなら本を買ってきて独学、だけだと物足りない。資格というものにこだわりはなかった。体系的に学べるものがないものかと思い、調べてみました。

 世の中的には、校正の資格というものが存在しないと思う人は多いようです。

私とてちょっと前までは内職の域かと思ってました。

知人からの話がなければ、失望しなければ・・・よく調べてみようとも思わなかったはず。

 体系的に学んで、将来的には資格取得まで…となると、日本エディタースクール開催の各種校正講座(通学・通信)か、(一財)実務教育研究所のどちらかという二択。

 通学制の講座は全日制を筆頭に夜間・土日だけ等、ラインナップも充実しています。専門知識が身につくような学校・講習会に通うのが割と好きで、社会人になってからも、いろんな教育機関に通った身としては、相当魅力的。

 今回はある程度スケジューリングしやすい通信に、という思いが当初から強かったこともあり、であれば通信に特化した機関の方が・・・という考えのもと、(一財)実務教育研究所の校正実務講座受講に至りました。

 

次回は、教材が家にやってきたときの感想やら印象をまとめていくつもりです。

どうにかこうにか4回目です。なんとか3回坊主?3ヶ月坊主?にならずに済みそうです。

 といっても、締切(予定)をほぼ2ヶ月もオーバーしましたが・・・。

 

前回は校正体験をベースにお話ししましたが、今回は資格取得のための方法を紹介しようと思います。ふたつある校正の資格を取るための学習方法について、通信教育ベースで比較してみました。

 各資格を比較した際にも少し触れましたが、校正技能検定(中級)は、校正経験者であればどなたでも受験可能なことに対し、校正士認定試験は校正実務講座を修了しないと受験できない点が決定的に異なります。受講料や期間についてはあまり差がないといえますが、分割払いの回数を複数の選択肢から選べるのは実務教育研究所の方。

 

■校正コース(日本エディタースクール)

 1.通信コースが2種類(違いは期間と実習数)

 2.実習数が選べる

 3.校正技能検定(中級)受験資格は、講座受講歴なくても得られる(上級は中級保有者)

 

■校正実務講座(実務教育研究所)

 1.報告課題は再試験制度あり(基準点に満たない場合)

 2.校正士認定試験の受験資格は、校正実務講座修了により得られる

 3.分割払いの回数が複数より選択可能

 

 実際受講した「校正実務講座」については、報告課題の落第システムって、ちょっとしたプレッシャーでした。それがよかったのか、少しでも満点に近い点をとりたいと気持ちになれました。提出課題は校正の実技だけではなく、用語や漢字などの学科とくくれるもの等多岐にわたっています。中でも校正の本質である実技は、ある意味見落としがないことがすごく要求される類のものなので、心構えが身についたようにも思います。

 日本エディタースクールの教材の一部は、受講しなくても購入できるものがあるので、校正実務講座を受講しつつも、補強したい部分においては日本エディタースクールの教材をプラスして活用するという方法もありです。

 

次回以降は、受講体験を順次紹介するつもりです。





校正に興味はあるけど、講座受講の敷居は高い。体験して、もっとやってみたいと思えるなら資格を目指す方法はありかと思い、体験できる内容を考えてみました。

 

1.校正実務講座の資料請求

 (一財)実務教育研究所のオフィシャルサイトより資料請求可能。同封されている資料の中に、校正体験ができるものが入っています。

 

2.校正練習帳①・②(タテ組編・ヨコ組編)の活用

 大型書店やアマゾンなどのインターネットにて購入可能な書籍。各¥5402017.3現在)。校正記号を書きながら覚えていける便利グッズ。講座受講し始めのときに校正記号の記憶目的で活用するのもあり。2冊あるので、体験であればどちらかでいいと思います。実務や学習で使うのは横書きが圧倒的に多くなっていますが、校正の基本はタテ書きということを考えると、タテ組編からのスタートがおすすめ。本格的に学ぶなら両方やった方がいいと思います。

*正式名称は、「校正練習帳①校正記号を使ってみよう タテ組編」、「校正練習帳②校正記号を使ってみよう ヨコ組編」。版元:日本エディタースクール。同機関の校正関連講座の教材としても採用されている。

 

といった具合に、安価にお試しできるグッズはわりかしあると思います。

次回は、校正の通信講座をテーマにお伝えする予定です。

しょっぱなから1ヶ月過ぎてしまいました。先が思いやられます。
当初は、校正実務講座(校正士認定試験を得るために必要な通信講座)を語るのがいいのかなーと、受講生だったころは思っていました。通信教育って、めげるし。  

 校正の資格に興味があるなら、ふたつあるうちのどちらを目指すのがいいのかなぁ?ゴールから伝えた方が、目標が定まるのかも?などと思ってきました。まよった上での結論が出たのでアップします。
 決定的な違いは、所定講座修了で資格が得られるのは校正技能検定(初級)。校正士は校正実務講座修了で受験資格を得るのみ。試験に合格しなければ校正士にはなれないところ。 けっこうなやましいと思います。 おのおのの特徴を挙げてみます。校正技能検定の方は受講経験があるわけではないので、オフィシャルサイトを中心とした情報収集の上で書いています。あくまでもご参考ということで。
■校正技能検定  
1.所定講座の受講で資格取得可能(校正技能検定 初級)  
2.受講方法が多彩(通学・通信)  
3.中級と上級は試験会場での受験が必要  
4.試験回数は中級が年2回、上級は年1回(受験月が決まっている)  
5.講座修了直後に試験を合わせることも可能(中級)  
6.最短8ヶ月で資格(初級)取得可能  
校正技能検定(中級)は試験対策として、自宅でできる模擬試験、通学制の対策講座等、通学を中心に通信のメニューも豊富です。

■校正士  
1.所定講座受講(校正実務講座)で、校正士認定試験の受験資格が得られる  
2.原則通信教育のみ(修了後に1日講習会の案内もあり。任意受講)  
3.校正士認定試験は自宅で受験(回答期間約10日)  
4.試験回数は年6回(実際には年3回)。受験月を選びやすい。  
5.校正実務講座修了後4ヶ月後の受験。  
6.最短11ヶ月で資格取得可能
校正士の試験は、奇数月に出願・合否通知、偶数月に試験というスケジュールになっています。奇数月の出願〆切後に合否通知が届くので、合否を確認してから出願することを考えると、次の試験を受けるまで4ヶ月あくことになります。結果、受験回数は年3回になります。
【例】
1月:出願
2月:試験
3月:月末に合否通知発送
4月:初旬に合否通知受取→不合格の場合は次回再受験
5月:出願…

*校正技能検定と比べて、受験回数が3倍あり、リトライしやすいようにも思えます。実際には上記のスケジュールで受験可能回数は年間3回。出願〆切後の合否発表というスケジュール上、あまり変わらないといえます。といっても1回多いのは万が一を考えると安心ですね。  

 結論としては、予算的、受講期間的にも大体近い(とうのもファジーな感じがしますが…)ので、個人的には自分が続けやすい方がいいと思います。校正の領域は出版・印刷・広告等多岐にわたり、両資格ともに出版業界のルールに寄り添ったカリキュラムです。資格取得後に自分が目指したい業界によって、どちらが有利・不利があるかもしれません。出版業界を目指したいなら、出版業界にいる方に実際にお話を聞いてみるのが一番でしょう。  

 私が(一財)実務教育研究所が運営する校正士を目指した理由としては、  1.通信のみで完結するところ  2.試験に合格しなければ、資格が取得できないところ  3.通信教育に特化した機関だった の3点が主な理由です。受講のみ(といっても試験で一定の成績を取れないと修了にならないこととは思いますが)で資格が得られてしまうと、それ以上目指さなくなるかもしれないし。通信教育であまり挫折した経験がなかったこともあります。そもそも学校という場所が高校卒業以降は好きで、歳を追うごとに皆勤賞に近いくらい!ですんでスクーリングで取得したいとも相当思いました。  

 次回は、校正体験をテーマにアップする予定です。

 | HOME | 
Copyright ©  -- ああせい、校正! --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]